Tenjin graduation
そんな中、式は次のプログラム、教頭からの祝辞へと移っていた。

壇上に立つのは、教頭。

学園の事実上の最高権力者である彼女が、卒業式で祝辞を述べるのは当然の流れだった。

彼女は壇上から卒業生達を眺め、小さく一つ咳をすると。

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