SpringLove ~桜みたいに甘い恋~
SpringLove
4月8日―――――――
「はぁ・・・・」
口から白い息がでる。
桜の花びらが舞うこの木の下で・・・・・。
あたし、立花海優。
5月5日生まれのおうし座 血液型は不明
身長は160cmくらいで体重は43キロ
活発で、自分で言うのもなんだけど・・・
けっこう運動はできるほう!!
その分勉強はいまいち 得意科目は、体育と技術
実は人見知りで暗いところが苦手
まぁ自己紹介はこのへんにしといて・・・
ただいまあたし、20分もまたされております!!!
「あっすいません、あぁごめんなさいっ」
ぺこぺこあやまりながらこっちに向かってきているのが、あたしを20分も待たせた心友の千昌。
11月15日生まれのさそり座 血液型はA型
身長は150cmくらいで体重は35キロ
天然でドヂっ子の食いしん坊 気づけばいつも笑ってる
勉強はどちらかというと出来るほう だけど夜一人でトイレにいけない
千昌とはマンションのお隣さん。
小さい頃はあたしは幼稚園、千昌は保育園であまり遊んだりはしなかった。
「ごっめぇ~ん、海優」
「おそいぞ、ちびあき!」
あたしは千昌のちっちゃなおでこにでこぴんを一発。
「いったぁ~い、あとちびあきじゃない!ちあきだぁ~」
両手を広げて怪獣みたいにおいかけてきた。
あたしはおまもりのはいった制服のポケットに手を突っ込んで小走りで走りだした。
「おぉー!!!」
福岡市立桜坂中学校 なずけて桜中。
「海優、はやくぅ~」
「もぉ~千昌待ってよぉ」
あたしは千昌に手をひかれいきよいよく門をくぐった。
体躯館の前にはクラス板がはりだされていた。
「クラスいっしょだといいなぁ~」
お互い自分の名前を探した。
「あったぁっ!!!」
同時に指差した。
あたしは1年C組。千昌・・・も・・C組!?
「いっしょだ!!!!!!」
またまた同時に声を出した。
「海優~いっしょだよぉ(泣)」
「なにないてんのよ千昌」
ふと時計に目をむける。25分・・・あと5分!?
周りを見ると・・・人がいない!!!
「ち・・ち・・・っちあきぃ!時間やばいよ!!」
「へぇ?あぁ時間・・・時間!?」
3階
A組・・B組・・・C組!!
「ここだ!」
「いっそげぇ~」
ガラガラッ
「えぇ??誰だれ?転入生???」
「新しい1年生じゃないの???」
「えぇ~ちょーかわいいじゃんっ!」
「あぁ~1年ってやっぱかわいいなぁ~聖夜」
「あぁ?まぁーな」
1番窓側の後ろから2番目の席。
キリっとした目に長い前髪、どこか悲しい表情で窓から運動場を眺めてる。
「もしかして・・・・」
教室の扉をみると――――2-C・・・・。
2年生!?
「まちがえましたぁーーー!!!」 バンッ
教室を出るといそいで4階へ向かった。
「まぢで遅刻しちゃうよぉ~」
「よしっ!」
次はしっかりチェックして教室の扉を開けた。
「はぁ・・・・」
口から白い息がでる。
桜の花びらが舞うこの木の下で・・・・・。
あたし、立花海優。
5月5日生まれのおうし座 血液型は不明
身長は160cmくらいで体重は43キロ
活発で、自分で言うのもなんだけど・・・
けっこう運動はできるほう!!
その分勉強はいまいち 得意科目は、体育と技術
実は人見知りで暗いところが苦手
まぁ自己紹介はこのへんにしといて・・・
ただいまあたし、20分もまたされております!!!
「あっすいません、あぁごめんなさいっ」
ぺこぺこあやまりながらこっちに向かってきているのが、あたしを20分も待たせた心友の千昌。
11月15日生まれのさそり座 血液型はA型
身長は150cmくらいで体重は35キロ
天然でドヂっ子の食いしん坊 気づけばいつも笑ってる
勉強はどちらかというと出来るほう だけど夜一人でトイレにいけない
千昌とはマンションのお隣さん。
小さい頃はあたしは幼稚園、千昌は保育園であまり遊んだりはしなかった。
「ごっめぇ~ん、海優」
「おそいぞ、ちびあき!」
あたしは千昌のちっちゃなおでこにでこぴんを一発。
「いったぁ~い、あとちびあきじゃない!ちあきだぁ~」
両手を広げて怪獣みたいにおいかけてきた。
あたしはおまもりのはいった制服のポケットに手を突っ込んで小走りで走りだした。
「おぉー!!!」
福岡市立桜坂中学校 なずけて桜中。
「海優、はやくぅ~」
「もぉ~千昌待ってよぉ」
あたしは千昌に手をひかれいきよいよく門をくぐった。
体躯館の前にはクラス板がはりだされていた。
「クラスいっしょだといいなぁ~」
お互い自分の名前を探した。
「あったぁっ!!!」
同時に指差した。
あたしは1年C組。千昌・・・も・・C組!?
「いっしょだ!!!!!!」
またまた同時に声を出した。
「海優~いっしょだよぉ(泣)」
「なにないてんのよ千昌」
ふと時計に目をむける。25分・・・あと5分!?
周りを見ると・・・人がいない!!!
「ち・・ち・・・っちあきぃ!時間やばいよ!!」
「へぇ?あぁ時間・・・時間!?」
3階
A組・・B組・・・C組!!
「ここだ!」
「いっそげぇ~」
ガラガラッ
「えぇ??誰だれ?転入生???」
「新しい1年生じゃないの???」
「えぇ~ちょーかわいいじゃんっ!」
「あぁ~1年ってやっぱかわいいなぁ~聖夜」
「あぁ?まぁーな」
1番窓側の後ろから2番目の席。
キリっとした目に長い前髪、どこか悲しい表情で窓から運動場を眺めてる。
「もしかして・・・・」
教室の扉をみると――――2-C・・・・。
2年生!?
「まちがえましたぁーーー!!!」 バンッ
教室を出るといそいで4階へ向かった。
「まぢで遅刻しちゃうよぉ~」
「よしっ!」
次はしっかりチェックして教室の扉を開けた。