大好きな君と
意味のない怒りと意味のない涙が私をおかしくさせる。
なんでぇ?ねぇ。。。

「悠里~!!もうご飯食べなさ~い」

「は・・・・い」

適当に返事をし、ドアを開け、重い足取りで階段を下りていく
目の前にぼやけた風景。

「あんた、充血してるわよ?」

「へぇ?嘘っ!?ホント?」

そう言って、笑ってごまかしていた。
少し泣きすぎたかな?

小4の時大失恋をしてから恋はしないと決め、今まで恋はしていない。
なのに、なのに、優しくする春登を好きになりそうで怖かった。
もう、恋はしないって決めた。

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