大好きな君と
何であんなに楽しそうなの?

体育館を出て、ぶつぶつ言いながら教室に向かう。
階段を上がり、踊り場についた時、ガンッと何かにぶつかった。

!?

「御免なさいっ」

「いいのよ。」

?!

90度に令をして、顔を上げると春登と仲良くしていた
花柳さんが居た。

!!

「今後気をつけて下さいね?」

ニコッと微笑みその場を去っていくかと思うと

「斎藤・・・悠里?よく覚えておくわ。」

体から大量のオーラが放出されていた。
バカな私でも分かるくらいに。

ポカ―っと口をあんぐりあけて、私は踊り場に座っていた。

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