大好きな君と
「ママね、今日、コンサートに行くの。夜は居ないけど・・・許して?」

手をパチンと合わせ私になにかねだってくる。

良い歳して甘えてもねぇ・・・


「別に良いよ。適当に夜ごはん済ましとくね」

「ありがと~!悠里ちゃん大好きっ!」

私は、スクバを手にして玄関へ行くと、ママも来て

「本当にありがとっ!」

「うん、行ってくるね♪」

ローファーをはくと、玄関を出た。

< 40 / 84 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop