大好きな君と
5分くらい立ってから春登が教室に入ってくる。
なにかがおかしい。
普通はなれるわけがないじゃん。
疑っちゃ悪いけど、まさか本当に付きあったりして。
あの、言葉だって。
嘘だったんじゃん。
☆
「ねー聞いた?由紀ちゃんと、春登君って付きあってるらしいよ!」
「えっ、嘘ー!私は圭吾くんと付き合ってるって聞いたよ?」
「えぇ・・・圭吾君って、彼女いるよね・・・?」
「えぇ~何あの子?」
小声で話しているんですか?
全部筒抜けですよ?私たちの横で堂々と話しちゃって!
「気にしないのっ!」
「そっちこそっ!」
同じグループの女子2人が話しているのがふと耳に入った。
その声を気にしている私に声をかけてくれたのは、明香。
一番つらいのは彼女の明香のクセに。
私を慰めるもんだから、私も、慰め返した。
なにかがおかしい。
普通はなれるわけがないじゃん。
疑っちゃ悪いけど、まさか本当に付きあったりして。
あの、言葉だって。
嘘だったんじゃん。
☆
「ねー聞いた?由紀ちゃんと、春登君って付きあってるらしいよ!」
「えっ、嘘ー!私は圭吾くんと付き合ってるって聞いたよ?」
「えぇ・・・圭吾君って、彼女いるよね・・・?」
「えぇ~何あの子?」
小声で話しているんですか?
全部筒抜けですよ?私たちの横で堂々と話しちゃって!
「気にしないのっ!」
「そっちこそっ!」
同じグループの女子2人が話しているのがふと耳に入った。
その声を気にしている私に声をかけてくれたのは、明香。
一番つらいのは彼女の明香のクセに。
私を慰めるもんだから、私も、慰め返した。