大好きな君と
「はーい、練習始めるぞ!」

男バスのトップ、三年の 森田 隆(モリタ リュウ)と
女バスのトップ、三年の 花森 佐奈(ハナモリ サナ)

バスケ部をまとめてくれる。

「はいっ!」

体操をし、軽く練習をし、試合に臨む。
今日は男子vs女子の対決だ。

「ピィーーーーー」

試合開始の合図の笛が鳴り一斉に動き出す。

私も今、試合に出ている。

「悠里っ!」

私の名前を呼び、パスを求める佐奈先輩。

私は佐奈先輩にパスを出す。

「ナイスパスッ」

佐奈先輩は私のパスしたボールをきれいに受け取り、スリーポイントを決めた。

「うぃ~」

私たちは先に3点を取った。

ガッツポーズを合わせ、点を取った事を喜び合う。


結果、18対9 女子バスが買った。

「お疲れ様でぇ~す」

「お疲れっ!」

佐奈先輩に頭を下げ帰ろうとすると

「悠里!今日帰る前に片づけ手伝って?」

「はいっ!」

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