あたしからわたしへ

忘恋











翌日はあたしたちの噂で賑わっていた。






『どっちから?』






『おめでとう!』






素直に喜べなくって。







やっぱり安中探しちゃって





少しは寂しいとか思ってくれてるのかな、なんて自惚れた。










< 129 / 140 >

この作品をシェア

pagetop