家出少女×俺様御曹司の偽装結婚ラプソディ*【完】
「得点がはいるからでしょ。」
「まぁ、それはわかってるけどさ。」
「けど?」
「あたし達に頼むって…もっとマシなコンビいなかったの?って思うw」
「失礼だなー。僕はこう見えてもピアノ弾けるし曲も作れるんだよ?羅夢ちゃんと一緒にされたら困るよー。」
「すっご。なんでそんな特技持ってるのに早く言わないの。ってかバカにしてんの晶の方じゃんかーーーっ!」
「自分から言ったらナルシになるし。」
「え、晶ダジャレ?」
「偶然だし」
「うっそだー(笑)」
「もうなんでもいいから曲つくっちゃおう。あと二週間しかないんだし。」
「え、あたしも何かするの?」
「入れたい言葉とか考えといてよ。詩は曲を作ってからの方がやりやすいから。」
「りょうかーい。」