家出少女×俺様御曹司の偽装結婚ラプソディ*【完】
翔に引きずられるように家に帰ってきた。
「はぁ…疲れたー。何で怒ってんの?」
「いいか?よくきけ。お前がそんなエロい格好してるから危ない目に会うんだよ!」
「これ…変かな?」
「だからな、その…その服胸見えすぎだし、スカートが短い。」
「えっ?!どこ見てんの!?」
あたしは後ずさりする。
「お前…誘ってるだろ。」
「誘う?!あたしが?」
「男の前でそんな格好するなんて…お前、天然?」
「べっ…別に…意識してきたわけじゃ…翔を驚かせたくてぇ…」
あたしはしどろもどろになる。
「あーもう。
お前…
たまんない。
我慢の限界。」
翔はそういうと、あたしの方に迫ってきた。