家出少女×俺様御曹司の偽装結婚ラプソディ*【完】
あたしは苦しくて翔の胸をドンドン叩いた。
ようやく離れる唇。
「っはぁー。苦しかった…」
「でも、羅夢とろけそうな顔してただろ?」
「え?」
「早いな。キスだけでこんなに感じてる。」
「はっ?なにいって…」
耳を甘噛みされる。
「っ…あ…」
「気持ちいいんだ?」
「ち、ちがっ…」
「あーあ。羅夢が頼めばもっとすごいことしてやるのになー。」
「いいよ…っ」
「素直じゃないなぁ~」
今度は首筋を吸われる。
「えっ…?なにしてっ…」
「俺のものだっていうマーク。今日は羅夢が素直じゃ無いからやめるけど…」
翔はもう一回あたしの首筋を吸って、
「次は、覚悟しとけよ?」
はいはい…
って、
次があるのーっ?!