家出少女×俺様御曹司の偽装結婚ラプソディ*【完】
「あぁ、綾瀬様ですね。少々お待ちください。」
店員さんはそういうとお店の奥に消えていった。
ーって!
「た、頼んどいたってなに?!」
慌てすぎてしたがもつれる。
そんなあたしがおかしかったのか、翔はお腹を抱えて笑い出す。
「なに、焦ってんの?頼んどいたってその言葉通りに決まってんだろ?お前がどれ選ぶかなんてお見通しなんだよ。」
ええええ?!
てことは、翔あたしが最初からなに選ぶかわかってたってこと?!
ある意味かける、すごくね?!