家出少女×俺様御曹司の偽装結婚ラプソディ*【完】

海斗と啓太があたしに近づく。

「海…「なにしてんだっ!何かあってからじゃ遅いだろ?!」ごめん…」

「海斗、まぁ、無事だったんだしいいじゃねぇか。」

「危ないだろ!?誘われたらホイホイついていって。」

「ごめん…」

「女子トイレは、はいれねーだろ?俺達は。まぁ、その気になれば入れるけども!」

いや…そこははいらずにおこーよ。海斗君。

「ん…ごめん…」

「泣くなよー。俺らが泣かしてるみたいじゃねーか。」

(翔ともこんなことあった気が…)

「だって海斗と啓太の顔見たら涙腺が緩んで…」

「とにかく!これからはどっか行く時、俺か啓太にかならずいえよ?」

「うん…ありがと…」

「俺らがお前のそばにいる理由は幼馴染ってだけじゃないから。だって俺らは…」

海斗は途中で言葉を濁した。

「なに?」

「なんでもねぇよ。さっ教室もどんぞ。」

なんだったんだろう…?まぁ、いいゃ。





ーーーーーー

ーーーーーーーーー
< 87 / 302 >

この作品をシェア

pagetop