家出少女×俺様御曹司の偽装結婚ラプソディ*【完】
海斗と啓太があたしに近づく。
「海…「なにしてんだっ!何かあってからじゃ遅いだろ?!」ごめん…」
「海斗、まぁ、無事だったんだしいいじゃねぇか。」
「危ないだろ!?誘われたらホイホイついていって。」
「ごめん…」
「女子トイレは、はいれねーだろ?俺達は。まぁ、その気になれば入れるけども!」
いや…そこははいらずにおこーよ。海斗君。
「ん…ごめん…」
「泣くなよー。俺らが泣かしてるみたいじゃねーか。」
(翔ともこんなことあった気が…)
「だって海斗と啓太の顔見たら涙腺が緩んで…」
「とにかく!これからはどっか行く時、俺か啓太にかならずいえよ?」
「うん…ありがと…」
「俺らがお前のそばにいる理由は幼馴染ってだけじゃないから。だって俺らは…」
海斗は途中で言葉を濁した。
「なに?」
「なんでもねぇよ。さっ教室もどんぞ。」
なんだったんだろう…?まぁ、いいゃ。
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