【短】私の猫は発情期
「なんで消しちゃうの?」
蜜が私の首をなぞる。
………あ。
キス………マーク??
だから怒ってたのか
「恥ずかしかったから…」
「嫌だった?」
少し寂しそうな蜜の顔。
そんな顔でさえ愛しい。
「嫌じゃないよ。
私、蜜の事、大好きだもん。」
おもわず上半身だけ身体を起こして蜜に一瞬だけキスしてしまった。
もちろん私からなんて、したことない。
「…………~っ/////」
唇を離すと蜜の顔は真っ赤になっていた。
こんな顔を見るのは初めて。
もう可愛くて仕方がない。
「不意討ちなんて男に
やっちゃダメだよ先輩っ俺もう無理。」