【短】私の猫は発情期


「若菜…好きだよ…」

意識を手放す瞬間…
蜜の声が聞こえた気がした。

多分、夢じゃないよね?


ーーーーーーーー……。


「……んん?」

「おはよ。大丈夫?先輩」

すぐ隣には上半身ハダカの蜜。

そっか、ここ蜜の家だったんだ!

「だいじょ…痛っ」

お腹に感じた事がない痛みを感じた。

「やっぱ痛む?ゴメンね」

確かにすっごい痛いけど、なんだか幸せ。

「んーん、嬉しいよ。」

そう言うと蜜は嬉しそうに微笑んだ。



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