【短】私の猫は発情期


「どうぞー。」

「わぁ先輩の部屋キレイだね」

「そうかな?ありがと。」

適当に座っててと言い残し、
ジュースを取りに部屋を出ようとすると手首を掴まれた。

「蜜?どうしたの??」

「ジュースなんて要らないから!若菜先輩はここにいて!!」

「はいはい。」

こんな時には素直に聞くのが一番。抵抗すると後で拗ねてしまうから。

「やった♪」

ほら。ご機嫌になった。

嬉しそうに座る蜜が可愛すぎて、思わず顔がゆるんでしまう。



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