3人の王子様

実は

私は大のホラー嫌い。

超苦手なのだ。



『始まったね明日香っち、恐くなったら抱きついていいよ?』



「こ、こわいくないもん…」



はい、嘘です。

超絶コワイです…




そして映画は進むにつれ

グロテスクな映像になり…








「きゃっ」



『…明日香っち、コワイの??』


「ぜっ全然!」


本当はもうヤバいけど…



「ひゃっ」



「おわっ」



「ヒイッ」




私は声に出してしまっていた。




『明日香っち…うるさい…笑』



「だ、だって…こわくて…うぅっ」



ーグイッ



そのとき
蓮が私を抱き寄せてきた。



『…だったら、俺だけ見とけば』



「え…」



『てかずっとこうしててよ?うるさくないし♪』


「バカっ//」



『ねーね、キスしてもい?』



蓮の手が私の腰を回して引き寄せる。



「ちょ、やめて、離してっ…」



『なんで~?逃げれるもんなら逃げてみなよ』



「…っ」


なんでこんな力強いのっ


逃げれる訳ないじゃんっ…



「ちょっ!蓮っ…」



< 21 / 21 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop