僕の女神、君の枷~幸せって何だろう?


わたしもその命の一部となって、成るように身を任せよう。

我を張らず、気張らず、自分の出来ることを自然体で。



「パパの命が生かされるなら、あの人にだって見守る権利があると思うな。

あんまり深く考えず、運を天に任せてみようか」


「ママってば、自分が幸せだからって……」


なんだか笑いが込み上げてきた。


そうか、私は今、幸せなのかなって。
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