僕の女神、君の枷~幸せって何だろう?


そうだよ、私、何を解った振りしていたんだろう。


全うに行けば、私の方が先に老いるとか。

若い彼には未来があるとか。

そんな尤もらしい理屈を並べて。


今の生活が何時までも続く筈がないだとか。

彼に恋する気持ちを必死に否定して。


自分に都合のいいとこだけを必死に探して、取り繕って。


何を解った積りでいたんだろう。


彼と巡り会った偶然と、共に生きる喜び。


それが全てなのだということ。

それが幸せなのだと、気づかされた。



金井くんに感謝! だ。
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