僕の女神、君の枷~幸せって何だろう?
>同居人歓迎
「あぁ、背中が痛い……」
私は目覚めるなり、呻きながら身体をくるりと一回転させ、身体をうつ伏せた。
足を引き寄せ、布団の中で丸くなる。
(歳だわ……夜勤がこんなに堪えるなんて……)
引継ぎを終えて、帰宅したのが九時過ぎ。
それから軽く食事を済ませ、取り敢えず寝た。
でも、目が冴えてなかなか眠れない。
身体は疲れているのに、意識だけははっきりとして、いろんな雑念が頭のなかに浮かんでくるの。
そして、目覚めると、最近いつもこんな感じ。
寝たのか、目を瞑っていただけなのか……
寝たはずなのに、身体の疲れは取れてない。
そして、背中が軋むように痛むの。