金平糖のような甘い甘い恋
いやがらせ
「「「体育だぁ!!!!」」」
数学の授業が終わり、次は体育。
今日の体育はバドミントンだから
あたしも楽しみにしていた。
バドミントンはあたしの好きなスポーツだ。
「麗香行こ!!」
「うん!!」
あたしはスクバを持って隣のクラスに入った。
着替えるときは、男子と女子で別々のクラスで着替える。
スクバを机に置いて開けた瞬間。
あたしの目に衝撃的なものが映った。
そんなあたしの変化に気づいたのか玲があたしのスクバを見た。
玲は驚いた顔をして
「何これ!!」
と叫んだ。
あたしのスクバの中に入っていたのは
バラバラにされた無残な体育着だった。
玲の声と共に他の女子もやってきた。
「何これ!!ひどっ!!」
「誰がやったの?!」
あたしのスクバを見てみんな口々に
同じ言葉を言った。
あたしはここにいるのが辛くなって
「体育着貸してもらってくる」
とみんなに心配させないように
笑顔を作って教室を出た。
そのあと、幼じみの清水薫に
体育着を貸してもらった。
あたしが元気なさそうに見えたのか
「大丈夫?」と心配してくれた。
あたしは「大丈夫」と笑って、
教室に戻り体育着に着替えた。
これぐらいどうだってことないさ、と
思いながらバドミントンを楽しんだ。
....だが、この日から
嫌がらせが続いた。
上から鉢が落ちてきたり、
机の中に「死ね」という文字が書かれた手紙があったり、
そんな事がずっと続いて、体力的にも精神的にも
限界まできていた。
数学の授業が終わり、次は体育。
今日の体育はバドミントンだから
あたしも楽しみにしていた。
バドミントンはあたしの好きなスポーツだ。
「麗香行こ!!」
「うん!!」
あたしはスクバを持って隣のクラスに入った。
着替えるときは、男子と女子で別々のクラスで着替える。
スクバを机に置いて開けた瞬間。
あたしの目に衝撃的なものが映った。
そんなあたしの変化に気づいたのか玲があたしのスクバを見た。
玲は驚いた顔をして
「何これ!!」
と叫んだ。
あたしのスクバの中に入っていたのは
バラバラにされた無残な体育着だった。
玲の声と共に他の女子もやってきた。
「何これ!!ひどっ!!」
「誰がやったの?!」
あたしのスクバを見てみんな口々に
同じ言葉を言った。
あたしはここにいるのが辛くなって
「体育着貸してもらってくる」
とみんなに心配させないように
笑顔を作って教室を出た。
そのあと、幼じみの清水薫に
体育着を貸してもらった。
あたしが元気なさそうに見えたのか
「大丈夫?」と心配してくれた。
あたしは「大丈夫」と笑って、
教室に戻り体育着に着替えた。
これぐらいどうだってことないさ、と
思いながらバドミントンを楽しんだ。
....だが、この日から
嫌がらせが続いた。
上から鉢が落ちてきたり、
机の中に「死ね」という文字が書かれた手紙があったり、
そんな事がずっと続いて、体力的にも精神的にも
限界まできていた。