金平糖のような甘い甘い恋
 「やっと思い出してくれたな...
入学式で会ったときは嬉しかったけど
お前は覚えてなくて」


 「ご、ごめんなさい!!
あたし忘れる方なんで...」


 「大丈夫」


 と言って笑った。


 「そんで...その時一目惚れした」


 「...え」


 何言ってるの?


 「だから...麗香のことが好きなんだよ」


 連君の顔は切ない顔をしていた。

 
 「う、嘘?」


 「んなわけねぇだろ。こんな時に
嘘ついてどうすんだよ」


 と笑いながら言った。

 だ、だよね...。
 じゃぁ...好きっていうのは本当なの?

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