金平糖のような甘い甘い恋
あたしは靴を履くと猛ダッシュした。
裕輔先輩の家は分かっていた。
蒼先輩から教えてもらってたから。
「ハァ...ハァ...」
あたしは肩で息をしながら走り続けた。
何分か走って前を見ると
ダルそうに裕輔先輩が歩いていた。
「裕輔先輩!!」
あたしは走りながら裕輔先輩の名前を呼んだ。
すると、裕輔先輩は振り返り驚いた顔をした。
やっと裕輔先輩に追いつき
数メートル離れたところから
「あたし!!裕輔先輩が好きなんです!!」
と大声を出して言った。
「裕輔先輩が好きなんです!!」
あたしはもう一回言った。
やっと...やっと...言えた。
自分の気持ちを言えた。
裕輔先輩を見るとあたしの方に走ってきて
「まじで?!」
と驚きながら言った。
「は、はい」
下を向いて目を閉じ
振られると思いながら返事を待っていた。
だけど...あたしの耳に
入ってきた返事は以外な言葉だった。
「俺も好きだよ」
....え。
あたしは聞き間違えかと裕輔先輩の顔を見た。
すると、裕輔先輩の顔はピンク色に染まっていた。
あの夏祭りで見た顔だった。
裕輔先輩の家は分かっていた。
蒼先輩から教えてもらってたから。
「ハァ...ハァ...」
あたしは肩で息をしながら走り続けた。
何分か走って前を見ると
ダルそうに裕輔先輩が歩いていた。
「裕輔先輩!!」
あたしは走りながら裕輔先輩の名前を呼んだ。
すると、裕輔先輩は振り返り驚いた顔をした。
やっと裕輔先輩に追いつき
数メートル離れたところから
「あたし!!裕輔先輩が好きなんです!!」
と大声を出して言った。
「裕輔先輩が好きなんです!!」
あたしはもう一回言った。
やっと...やっと...言えた。
自分の気持ちを言えた。
裕輔先輩を見るとあたしの方に走ってきて
「まじで?!」
と驚きながら言った。
「は、はい」
下を向いて目を閉じ
振られると思いながら返事を待っていた。
だけど...あたしの耳に
入ってきた返事は以外な言葉だった。
「俺も好きだよ」
....え。
あたしは聞き間違えかと裕輔先輩の顔を見た。
すると、裕輔先輩の顔はピンク色に染まっていた。
あの夏祭りで見た顔だった。