金平糖のような甘い甘い恋
 「裕輔!今日陸上大会だぞ!!」


 子供のようにはしゃぐ
俺のダチの真崎蒼。

 どんだけはしゃいでんだよ...
ガキだな。


 「分かったからはしゃぐんじゃねぇ」


 俺はそう言ってからバスに乗った。

 はぁ...陸上大会なんてめんどくせぇ。
 なんで俺まで出なきゃいけねんだよ。
 
 そう思ってると陸上が行われる
運動場に着いた。


 「よっしゃぁ!!頑張るぞぉ!!」


 一人ではしゃぐ蒼を置いて
先に歩いていく。

 はぁ...まじでめんどい。


 「では、これから――――」


 陸上の開会式が始まった。
 周りには他の中学校の1・2年がいた。
 
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