金平糖のような甘い甘い恋
 「どこに行きたいの?」


 「最近開店した洋菓子屋です」



 「あぁ~。あそこね」


 俺は行き方を説明した。


 「ありがとうございます!!」


 と言ってニコッと笑った。


 ―ドキッ―


 え?今ドキッつった?
 ....気のせいか。

 
 「気を付けてね」



 「はい!ありがとうございました!!」


 またニコッと笑って歩いていった。


 ―ドキドキ―


 まだ高鳴っている胸に
疑問を持ちながら散歩の続きをした。
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