金平糖のような甘い甘い恋
 「うん。あたし告る」


 ...え?今何て言いました?


 「今何て言った?」


 「だ、だから、告るって言ったの」


 と顔を真っ赤にした。


 「....まじで?!」


 「うん」


 「な、なんで?」


 ま、うまくいくんだけどね。


 「....なんとなく。
ほら。当たって砕けろってよく言うじゃん?
だから、当たって砕けてくる!」


 いやいや、砕けないんですよ。それが。

 ま、それは言わないでおこうと
胸の中にしまい込んだ。


 「大丈夫だよ!玲なら!頑張れ!」


 「うん!頑張る!ありがとね!」


 あたしは自分の席に戻った。

 先生が来て授業が始まった。


 はぁ。明日裕輔先輩と祭り行くんだぁ。
 夢みたい...夢だったら覚めないで欲しい!!

 そう思いながら授業を受けた。
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