金平糖のような甘い甘い恋
「ねぇ...麗香?
あの人の話聞いた?」
授業が終わったあと、
玲が深刻そうな顔で話かけてきた。
「え?あの人?」
あの人と言われても全然分かんない。
「やっぱり...聞いてないんだね」
「やっぱり?」
「いい?今からあたしが話すこと
ちゃんと聞いててね」
と真面目な顔で話始めた。
玲の話は衝撃的な話だった。
裕輔先輩には昔付き合っていた彼女がいて、
その彼女がまたやり直したいと言っているらしい。
という話だった。
あたしは一瞬周りの声が聞こえなかった。
「麗香?聞いてる?」
「え?あ...うん。聞いてるよ。それで?」
あたしは気を取り戻した。
「んで、その彼女が...
麗香のこと色々言ってるみたい...」
玲の顔が曇った。
「え?なんで?」
「...やり直したくて...
隣にいる麗香の悪口言ってるみたい...」
...何?それは...。
あたしが裕輔先輩の隣にいるから
悪口言ってるの?
なんだろう...なんか眠くなってきた...。
昨日寝てないからかな...。
「麗香?...?!麗香!!――れいか――れい――れ―――」
あたしは気を失った。
あの人の話聞いた?」
授業が終わったあと、
玲が深刻そうな顔で話かけてきた。
「え?あの人?」
あの人と言われても全然分かんない。
「やっぱり...聞いてないんだね」
「やっぱり?」
「いい?今からあたしが話すこと
ちゃんと聞いててね」
と真面目な顔で話始めた。
玲の話は衝撃的な話だった。
裕輔先輩には昔付き合っていた彼女がいて、
その彼女がまたやり直したいと言っているらしい。
という話だった。
あたしは一瞬周りの声が聞こえなかった。
「麗香?聞いてる?」
「え?あ...うん。聞いてるよ。それで?」
あたしは気を取り戻した。
「んで、その彼女が...
麗香のこと色々言ってるみたい...」
玲の顔が曇った。
「え?なんで?」
「...やり直したくて...
隣にいる麗香の悪口言ってるみたい...」
...何?それは...。
あたしが裕輔先輩の隣にいるから
悪口言ってるの?
なんだろう...なんか眠くなってきた...。
昨日寝てないからかな...。
「麗香?...?!麗香!!――れいか――れい――れ―――」
あたしは気を失った。