七夕☆Angel
夜になり、ちょっとオシャレなレストランに行った。

レストランと言っても、高級感溢れる感じでもなく、ファミレス程ごちゃごちゃしたものでもない、とても雰囲気の良いお店だった。

「ゆめみは何歳の誕生日?」

そういえば、お互い年齢を聞いていなかった。

「あ、私ハタチになったの!」

「そりゃぁめでたい!お酒で乾杯しよう!」

「かけるは?」

「俺は27だよ。だいぶお兄さんだね。」

かけるが笑った。

「それって、私子供扱いされてるって事?」

「そんな事ないよ!」

二人で笑った。

「カンパーイ!!」

二人でグラスを交わした。

『本当はれんと二人で祝う予定だったんだよね…』

どうしても思い出してしまう…

れんの事…
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