七夕☆Angel
それからどの位歩いただろう?
れんは追いかけて来ない。
『私達、終わっちゃったんだ…』
そんな風に思ったが、不思議とまだ実感が沸かなかった。
自分から別れる道を踏み出したのに。
さっきまでれんといた駅は、もう見えなくなってしまった。
「れん…」
小さくつぶやいたら、急に一気に涙が溢れてきた。
『私はれんの事好きなんだよ…まだまだずっと一緒に居たいんだよ…』
涙が止まらなくなっていた。
れんの事を嫌いになった訳ではないのだから、当然かもしれない。
れんは追いかけて来ない。
『私達、終わっちゃったんだ…』
そんな風に思ったが、不思議とまだ実感が沸かなかった。
自分から別れる道を踏み出したのに。
さっきまでれんといた駅は、もう見えなくなってしまった。
「れん…」
小さくつぶやいたら、急に一気に涙が溢れてきた。
『私はれんの事好きなんだよ…まだまだずっと一緒に居たいんだよ…』
涙が止まらなくなっていた。
れんの事を嫌いになった訳ではないのだから、当然かもしれない。