七夕☆Angel
着替えて試着室から出ると、店員さんがワンピースを包んでくれた。

「ありがとうございました。」

「あの、お金…」

「あー、彼氏さんがもう払われましたよ。」

「え!?」

いつの間にか、かけるが払っていた。

「え?かける!いいの?」

「いいのいいの!あれ、俺が気に入っちゃったから。」

「ありがとう!」

ちょっと悪いと思ったが、私はとても嬉しかった。

「特別な時に着るね!」

「俺と一緒の時だったらいいな〜。」

「もちろん!」

私達は、手を繋いで歩いた。
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