君と出会って世界は変わった
席に着いたらすぐに先生が来た
・・・今日はいつもの先生だなぁ
いつもああやって泣いてるのかな
「紺野!」
「ん?」
新島君に声をかけられて横を向く
「ん?じゃなくて宿題!あったっけ?」
笑いながら新島君は私の腕を軽くたたいた
私は照れながら
「ごめんごめん。特にないと思うよ!」
そう答えた
その瞬間
「新島、紺野、前を向け」
先生の聞いたことのないような低い声を聴いて
私たちは
軽く笑いあいながら
前を向いた