花言葉は?



「えっと…」


もう、頭の中がグチャグチャになって


訳が分からなくなってしまった。



でも、紫苑はじっと黙って聞いてくれていた。





まぁ、あんまりパニックになってる私を

見かねてか、自ら話をし始めてくれた。



「なぁ陽菜?」

「は、い?」



「今日みたいに風邪引いたりしたら、


 すぐに俺に連絡して欲しい。」


「えっ…―?」


「もしかしたら、すぐに駆けつけれないかも

 しれないけど、連絡して?っていうか、

 しろ。わかったか?いいな?」


「ふふっ はい!」


「なにが可笑しいのかなぁ?陽菜ちゃん?」


「いっいいえ!!な、なにも?」




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