魔界のお姫様。ー3人の悪魔たちー
モーガンの過去
ここに来て、どれくらいたったんだろう…。
「おい、生きてるか?」
緑の髪毛のロイが様子を見にきた。
モーガンがいないときはこおやってロイが来る。
「モーガンは?」
「すぐ来る。
最近大人しくなったな。
すっかりモーガンのいいなりじゃねえか。」
「……。」
違う。
アタシは皆を助けるため、
大事なラウルを守るため。
そしてモーガンを闇から救うため…
「お前さ、怖くねえの?」
「誰が?」
「モーガンと俺。」
怖くないと言えば嘘になる。
モーガンの冷たい目が
突き刺さるように怖い…
だけど…
「同じ、魔界に住む住人でしょ。族種はちがうけど…だから怖くない。」
「フンッッ…おもしれえな。お前…」
少しだけ…
ほんの少しだけロイは笑っていた。
「おい、生きてるか?」
緑の髪毛のロイが様子を見にきた。
モーガンがいないときはこおやってロイが来る。
「モーガンは?」
「すぐ来る。
最近大人しくなったな。
すっかりモーガンのいいなりじゃねえか。」
「……。」
違う。
アタシは皆を助けるため、
大事なラウルを守るため。
そしてモーガンを闇から救うため…
「お前さ、怖くねえの?」
「誰が?」
「モーガンと俺。」
怖くないと言えば嘘になる。
モーガンの冷たい目が
突き刺さるように怖い…
だけど…
「同じ、魔界に住む住人でしょ。族種はちがうけど…だから怖くない。」
「フンッッ…おもしれえな。お前…」
少しだけ…
ほんの少しだけロイは笑っていた。