魔界のお姫様。ー3人の悪魔たちー


何も知らないルウナは、
エルムと一緒に屋上にいた。


ッッチッッ…


「おい…。」


「ラウル!見てみて今日は星が綺麗なんだよ~」


無邪気に微笑むルウナ。


その笑顔にやられるんだぞ…ルウナ。

俺の中で嫉妬心が支配する。


「ルウナ、来い。」

強引に手を取った。


「わっっ…ちょっとラウル?」


「いいから部屋に戻るんだ…」


俺のルウナなのに…



< 166 / 196 >

この作品をシェア

pagetop