魔界のお姫様。ー3人の悪魔たちー
ルウナを部屋にこのまま閉じ込めたくなる。


ルウナをそのままベッドにつき倒す。


「ラウルッッ…苦しいよ…」


ルウナを魔力で動けなくした。


「ルウナ、お前はエルムがいいのか?」


こんなこと…言いたくないのに…


目を潤ませながらルウナは首をふった。


「どうして俺以外のやつと楽しそうにしてるんだよ…
俺と契約したのは嘘だったんだな…」


「そんなこと…ッッんッッ…」


俺は乱暴にキスをした。



もう離したくない。


もうひとりになんかなりたくない。



産まれてからひとりになれていたけど…


城に来て知ってしまった。


ルウナを愛してしまった。


怖いくらいに…



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