魔界のお姫様。ー3人の悪魔たちー
エルム…。
あ~ぁ。
結局…ラウルには叶わなかった。
俺が助け船出したみたいになってるし…
本当は、ラウルが辞退すると言った時あんなこと言うつもりじゃなかった…
だけどあまりにもルウナが泣きそうな顔するから、
俺には叶わないと思った。
あ~あ…
こうなるなら人間界にいる時にさっさと気持ち伝えとけば良かった。
城の屋上に出て空を見上げていると誰かの気配がした。
「エルム!」
この声はルウナだ。
今一番会いたくないのに…
「お~ルウナ。
ついに王妃だな~。おめでとうな!」
「エルム…あのやっぱりアタシはエルムと親友でいたい!」
「親友…」
「アタシにとってエルムも大事な存在なの。
一緒にいて安心するから。だから…」
「わあってる。
俺達親友だろ~?この前ルウナを好きっていったのはからかっただけだ。」
「ええ!?」
「親友にふさわしい相手かどうか確かめるためにわざとだよ。気にすんな!」
「エルムったら!」
「王妃様、これからも困った事があったら俺になんでも言えよ!」
はあ…
親友に戻るにはまだキツいな…
あ~ぁ。
結局…ラウルには叶わなかった。
俺が助け船出したみたいになってるし…
本当は、ラウルが辞退すると言った時あんなこと言うつもりじゃなかった…
だけどあまりにもルウナが泣きそうな顔するから、
俺には叶わないと思った。
あ~あ…
こうなるなら人間界にいる時にさっさと気持ち伝えとけば良かった。
城の屋上に出て空を見上げていると誰かの気配がした。
「エルム!」
この声はルウナだ。
今一番会いたくないのに…
「お~ルウナ。
ついに王妃だな~。おめでとうな!」
「エルム…あのやっぱりアタシはエルムと親友でいたい!」
「親友…」
「アタシにとってエルムも大事な存在なの。
一緒にいて安心するから。だから…」
「わあってる。
俺達親友だろ~?この前ルウナを好きっていったのはからかっただけだ。」
「ええ!?」
「親友にふさわしい相手かどうか確かめるためにわざとだよ。気にすんな!」
「エルムったら!」
「王妃様、これからも困った事があったら俺になんでも言えよ!」
はあ…
親友に戻るにはまだキツいな…