魔界のお姫様。ー３人の悪魔たちー

大事な話ってこおゆうことね…。



「わかったわ。パパ…」



「そうか。
わかってくれるのか。
では、お前たち顔をあげなさい。」


パパがそう言うと、
３人は顔をあげ立ち上がった。



「ルウナ姫様、自己紹介を。私は、第１隊、隊長。
ラウルです。」



スッとアタシの手をとると、チュっと口づけられた。


「ひゃ…！！」



びっくりして、慌てるアタシに対しセルは一瞬ニヤリと意地悪そうな笑みを浮かべた。



な…何この不気味な笑みは…


ラウルは、金色に黒のメッシュでわりと短めだ。


鼻筋はスッと通っていて、キリッとした目。

首に模様があって、
悪魔だということがわかる。



「選抜隊、副隊長セルです。宜しくどうぞ。」


軽くお辞儀をするセル。
髪の毛が黒くて少しウェーブしていて、優しくて紳士な笑みを浮かべている。



「ジュノバス村から来た、モーガンです♪ルウナ姫様結婚してください♪」


にっこり笑って、真ん丸な目をキラキラさせ、アタシに抱きついた。


「ワッ！ちょっとは…離れてよ～」



「ごめんなさい！
ルウナ姫が可愛くてつい～」


へへへって…


なつっこくて弟系だ。