魔界のお姫様。ー3人の悪魔たちー
ラウルーセルーモーガン


一方その頃、ラウルとセルは火花を散らしていた。



「ラウル、悪いが今回は俺に譲れ。」


「セルさん、それは出来ません!ルウナは俺と踊ります!」


舞踏会のルウナの相手の取り合いをしているのだ。


「あのなあ、ルウナの相手は俺がいちばん合っているんだぞ。」


「セルさんと踊りたい女たちはわんさか居るんじゃないですか?」


「それはお前もだろ…」



ラウルとセルの周りには
殺気が漂っている。



そこに、モーガンがやって来た。


「じゃあさ、ルウナに選ばせれば?」


「「モーガン…。」」



「ま、ルウナは僕を選んでもらうけどね~」


「「いや、俺だ!」」



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