魔界のお姫様。ー3人の悪魔たちー
「エレンは…そうだな。
大事な人だな。」


"大事な人"その言葉を聞くとモヤモヤする。


どうしてこんな気持ちになるの?


モヤモヤしていると、クククッッとラウルの楽しそうな声がした。


「知りたいか?本当のエレンと俺の関係。」


「大事な人っていうの嘘ついたの!?」


まさか…からかったの!?

「知りたかったらキスさせろ。」


「ちょっ…!んっ…!!」


いいなんて言っていないのに強引に唇を奪われた。


抵抗したいのに受け入れてしまう自分が悔しい…



「はぁっ…バカラウル!」


「ルウナはやっぱり最高だな。よし…教えてやるよ。」


ムクッと体をお越しラウルは話だした。




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