ウィルルケビン☆ロリンソン
何故かユカリは怒っていた。いや、穂積が出かけたときから怒っていたが…
「ボケは穂積、おまえだけで十分だ!何を今更、私をボケにしてツッコミの立場をねらっているんだ!大体ボケボケなんて今時流行らないー」
何やら、ユカリの様子が変だ。
いや、前から変わっている子だったが、それにしてもおかしい。
大体ボケやらツッコミやらで、何か言う子じゃないし、穂積の言葉10に対し1返ってくればいいほうというくらいのムッツリさんなのに!!!!
「ユカリ~、においでおかしくなっちゃったのか?
ごめんっ、魔法陣って、なかなか消えないというか…普通にしても消えないんだけど、
でも…だから…
ん~、もう!!!!
全部こいつのせいだよ!ウィルルケビン☆ロリンソーン!!!!!!」
ボウ~ン
その時穂積の叫び声とともに何かがおこった