ウィルルケビン☆ロリンソン



何故かユカリは怒っていた。いや、穂積が出かけたときから怒っていたが…



「ボケは穂積、おまえだけで十分だ!何を今更、私をボケにしてツッコミの立場をねらっているんだ!大体ボケボケなんて今時流行らないー」



何やら、ユカリの様子が変だ。



いや、前から変わっている子だったが、それにしてもおかしい。



大体ボケやらツッコミやらで、何か言う子じゃないし、穂積の言葉10に対し1返ってくればいいほうというくらいのムッツリさんなのに!!!!



「ユカリ~、においでおかしくなっちゃったのか?

ごめんっ、魔法陣って、なかなか消えないというか…普通にしても消えないんだけど、
でも…だから…


ん~、もう!!!!
全部こいつのせいだよ!ウィルルケビン☆ロリンソーン!!!!!!」



ボウ~ン



その時穂積の叫び声とともに何かがおこった



< 16 / 17 >

この作品をシェア

pagetop