屋上の君


「・・・何をおっしゃってるんですか?社長」



俺は、社長をイラッとしながら見る


「もう、社長ではない。だから、桜坂の教師になれといってるんだ」


俺を、上から目線で軽く笑いながらいう社長


「・・・ふざけんな!くそ親父!!教師ってなんだ!?ふざけんな」


俺はそういってくそ親父の胸ぐらをつかんだ


「はなせ。琉斗、わしはなにもずっと教師をやれなどとは言ってない。1年間でいい」


一年・・・だと?


「どういうことだ」


俺はそういって、親父を離す



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