Aimez-moi plus(Love me more)
「圭・・・気持ちいい?」

倉木くんはそこに口をつけたままで聞いてくる。

熱い息がかかって、どうにもたまらない。

答えることもできずに私はシーツを強くつかんだ。

「ほら・・・イキたいでしょ?答えて」

今度は親指の腹で蕾を転がすように撫でる。

私はにぎったままの倉木くんの手をさらにきつく握った。

「・・・気持ち・・い・・・っ・・・」

「もっと?それとも欲しい?」

うっすら目を開けると、かがんでいる倉木くんのものが大きく誇張しているのが見える。

私はゆっくりと起き上がると、不思議そうな顔をしている倉木くんを押し倒した。

そして、倉木くんの上にまたがると、自らそれを自分の中へと導いた。

「・・は・・ぁ・・っ・・・・・」

今度は倉木くんの顔から余裕が消えて、苦しそうに顔をゆがめている。

「・・あ・・ぅ・・」

ゆっくりと腰をおろすと、これ以上動けないほどお腹がいっぱいになってしまう。

それでも、もっと気持ちよくなりたい一心で、ゆっくりと腰を動かし始めた。

「あ・・あっ・・」

動かすたびに、奥に当たる。

蕾もこすれて気持ちいい。

私はいつの間にか無我夢中で腰を振っていて、倉木くんが止めるまで気づかなかった。
< 11 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop