Aimez-moi plus(Love me more)
「あ・・ぅ・・」

上から乗られると奥のほうまで届いて、お腹が苦しい。

「圭・・・っ・・・イクよ」

倉木くんはそれだけ言って、私の腰を掴むと引き寄せるようにして自分の腰を打ちつけた。

私はただ必死に倉木くんにしがみついて、その時を待つ。

「あ・・はぁ・・ぃ・・っ・・・イク・・っ」

「あああっ・・・」

私がイったのもほぼ同時だったと思う。

震えが止まっても、息が整わない。

私は倉木くんを抱きとめたまま、朦朧としていた。

しばらくすると、倉木くんは私の中から出ていってそのまま私の隣にごろんと仰向けになった。

「・・・本当ヤバい・・・」

大きく深呼吸をすると、倉木くんは放心状態でいる私の足下を見た。

「大洪水」

一瞬何のことだかわからなかった。

「相当良かったみたいだね」

そう言われて初めて気がついた。

「え!?嘘・・・・やだぁ・・」

そこまでなってしまったことが恥ずかしくて、私はあわててシーツを引き寄せた。
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