Aimez-moi plus(Love me more)
その日は、結局もうくたくたでベットに倒れるとそのまま眠ってしまっていた。

夜中、のどが乾いて目が覚めると顔の横に腕があった。



あ・・・そっか・・・

ゆうべ・・・


と、そこまで思い出して、顔が熱くなる。

二人ともバスローブのまま寝入ってしまったらしい。



私は冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出すと、ふたを開けて一気に半分くらいまで飲み干した。

「寝顔、かわいいじゃない」

この間は私より先に倉木くんが起きてしまっていて寝顔は見られなかったのだ。

元バスケ部とか言ってたっけ。

ほどよくついた筋肉がちょっとかっこいい。

私はベットサイドにミネラルウォーターを置くと、そっと伸ばされた腕のところに寄り添うようにして寝ころんだ。

そして、バスローブの中に手を差し込んで胸の筋肉に触れる。
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