Aimez-moi plus(Love me more)
「鏡、見ながらするんだよ」

倉木くんの声にはっとして顔をあげると、ベットの向こうに姿見があって、ばっちり私たちの姿が映っている。

「恥ずかしい・・・」

そう言って、体をひねるけどおさえつけられているから、顔をそむけただけだ。

「だめ、ちゃんと見て。すごくきれいだから」

うっすら目を開けると、倉木くんはパジャマの前をはだけさせて、下着を持ち上げた。

「ほら、もう硬くなってる」

さわさわと手のひらで先端を転がされ、体の奥がびくんと跳ねた。

「ん・・っ・・」

はだけた肩にキスを落とす。

初めてじゃないのに、鏡越しだと他人を見てるみたい。

気がつけば、私は自ら自分の足の間に手を入れていた。

「は・・・ぅ・・・ん」

すぐにそこは潤み始め、私の頭の中にその水音が響く。

私はもう我慢できなくなって、濡れた指先で蕾をなでた。

びくんと大きく体がのけぞる。

「もうぐちゃぐちゃだね」

そういいながら、倉木くんの指先が太股を撫でて内側に入ってくる。
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