Le jour du lis de la vallée(スズランの日)
肩紐のないブラも簡単にホックをはずされてしまえば、そのまま床に落ちていく。

佐々木は両手の手のひらをぴったりと私の腰に這わせ、ラインを確かめるように上にあげていった。

私は佐々木の首筋に腕をまわして、恥ずかしいのを必死で耐える。





昨日はあんなに大胆だったのに、どうしちゃったんだろう、私・・・




佐々木に触れられた場所から体が熱くなっていく。

もっともっと触れてほしい・・・・

そう思うえば思うほど、私の身体は敏感に反応し始めた。



佐々木の匂い・・・

意識したのは初めてだけど、なんだか安心する・・・


首筋に抱きつくように頬を摺り寄せる。


「・・・ベット、行こう?」

私は佐々木が与えてくれる快感に耐えられなくなってそうつぶやいた。

佐々木は首筋から唇を離すと、いきなり視界から消えた。
< 26 / 31 >

この作品をシェア

pagetop