Two of us
3.好き好き好き好き
次の日、熱っぽいと嘘をついて学校は休んだ。
体が重くてだるくて、目が覚めるたびに涙が溢れて止まらなかった。
茜にだけ、本当のことを書いてメールをした。
純粋な媛香にはちょっと話づらかった。
茜はこの夏休みに白石ソラくんとつきあい始めて、がらりとイメチェンした。
それまではとっかえひっかえ男の子とつきあってたけど、ソラくんと出会ってからは彼一筋。
毎日毎日きれいになっていく。
「大丈夫?」
茜は学校の帰りにお見舞いに寄ってくれた。
ソラくんは近くの図書館で待っていてくれるらしい。
建物は違うけど、一緒の家に住んでいるので登下校ももちろん一緒だ。
「うん・・・体のほうは寝たらだいぶ」
そういって笑うと、茜はなにも言わずに私の頭を撫でた。
体が重くてだるくて、目が覚めるたびに涙が溢れて止まらなかった。
茜にだけ、本当のことを書いてメールをした。
純粋な媛香にはちょっと話づらかった。
茜はこの夏休みに白石ソラくんとつきあい始めて、がらりとイメチェンした。
それまではとっかえひっかえ男の子とつきあってたけど、ソラくんと出会ってからは彼一筋。
毎日毎日きれいになっていく。
「大丈夫?」
茜は学校の帰りにお見舞いに寄ってくれた。
ソラくんは近くの図書館で待っていてくれるらしい。
建物は違うけど、一緒の家に住んでいるので登下校ももちろん一緒だ。
「うん・・・体のほうは寝たらだいぶ」
そういって笑うと、茜はなにも言わずに私の頭を撫でた。