Two of us
それからの紘一郎さんは、私の婚約者になった。
いいって言ったのに、両親にまで頭をさげて・・・・
高校を出たら結婚させて欲しいとまで・・・
急な展開に私はびっくりして何も言えなかった。
本当、紘一郎さんらしいというかなんというか・・・
「わぁ、ここが紘一郎さんの部屋かぁ・・・」
紘一郎さんは私のためにと実家を出た。
引っ越しが終わって、ようやく部屋に招かれたのだ。
「はい、これ合い鍵」
ちょこんと手のひらに乗せられた鍵にはかわいいリボンのキーホルダーがついている。
「い、いいの!?」
まさか合い鍵をもらえると思わなかった私は思わず大きな声を出してしまった。
「うん。高校出たらここで一緒に暮らすんだから」
「ありがとう、紘一郎さん」
私は紘一郎さんの腕の中に飛び込む。
大好きな、大好きな人の腕の中。
いいって言ったのに、両親にまで頭をさげて・・・・
高校を出たら結婚させて欲しいとまで・・・
急な展開に私はびっくりして何も言えなかった。
本当、紘一郎さんらしいというかなんというか・・・
「わぁ、ここが紘一郎さんの部屋かぁ・・・」
紘一郎さんは私のためにと実家を出た。
引っ越しが終わって、ようやく部屋に招かれたのだ。
「はい、これ合い鍵」
ちょこんと手のひらに乗せられた鍵にはかわいいリボンのキーホルダーがついている。
「い、いいの!?」
まさか合い鍵をもらえると思わなかった私は思わず大きな声を出してしまった。
「うん。高校出たらここで一緒に暮らすんだから」
「ありがとう、紘一郎さん」
私は紘一郎さんの腕の中に飛び込む。
大好きな、大好きな人の腕の中。