Two of us
最初の時のキスとは違う。

荒々しいけど、気持ちが伝わってくる・・・

「ん・・・っ・・」

気がつけば髪を撫でていた手がゆっくりと肌をなぞり、優しく胸を包み込んだ。

ふわりと触れたあとは背中にまわされた指先がホックをはずす。

紘一郎さんはそっとブラを肩からはずし、床に落とした。

「・・・は、恥ずかしい・・」

夕日に照らされたキミカの体は線が細く、乱暴にしたら折れてしまうんじゃないかというくらい華奢に見えた。

それでも晒された膨らみは張りがあり、ふっくらとして弾力もあった。

「きれいだよ、キミカ」

紘一郎さんは私の体をなぞるように指先で触れていく。

そのうち胸全体を手のひらが包見込み、親指が先端を押し込むように撫でた。

「あ・・・っ」

キミカの体がぴくんと震える。

押し込んだ先端はもっとと催促しているように、ゆっくりと立ち上がった。

キミカは恥ずかしいのか紘一郎の胸に顔をうずめて、その快感に耐えている。

その姿を見ているとどうにも我慢できなくなった紘一郎は突然キミカを抱き上げた。
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