Two of us
「・・・あぁ・・キミカのここ、いい匂いがする」

そう言いながら、紘一郎は舌をのばして蜜を舐めあげた。

舐めあげた先にある蕾は熱い舌が与えた刺激にたまらず震える。

「・・・あぁん」

顔を背けていたら、紘一郎の指先が蜜をすくい蕾になでつける。

そこをくるくると撫でられると、気持ちよくて腰が勝手に動いてしまう。

紘一郎はキミカの腰を押さえつけるようにして、さらにその下にある入り口に舌を差し込んだ。

花弁を広げているほうの指が同時に入ってくる。

「あぁっ・・・あっ・・・んんっ」

体の奥がぎゅっとなって、きゅんとする。

私は逃げ場のない体の震えを足を伸ばして耐えようとした。

だけど足を伸ばそうとすると腰が浮き上がって、よけいに紘一郎の唇にそこを押しつけてしまう。

キミカはどうしようもない快感から逃げられずにあえぎまくった。
< 32 / 47 >

この作品をシェア

pagetop